サステナブルなエコシステムの実現
エコシステムの構築を通して、日本のDXとSDGsを促進する
01 クロスボーダーエコシステム
“クロスボーダー”とは。それはマクロで見て国境を越えると言うことです。しかし、何であれ ”既存の枠を越えること” 。それを私たちは ”クロ
「クロスボーダー」とは、国境を越えることを意味します。グローバルスタートアップと日本の企業によるコラボレーションは、まさにクロスボーダーなのですが、私たちはより広い意味で、何であれ既存の枠を超えることをクロスボーダーと考えています。
例えば、地方自治体が国内外のスタートアップ企業とのプログラムを立ち上げること、異なる組織が連携して新しい価値を生み出すこと。あるいは個人が既存概念にとらわれず、新しいチャレンジに取り組むことでさえ、すべてがクロスボーダーです。
既存の枠を超えた時、そこには新しいエネルギーが生まれます。それぞれのエコシステム内でエネルギーが循環していると考える時に、クロスボーダーエコシステムの構築とは、新しいエネルギー循環の形が生まれること同義です。
02 プラネットセントリック
プラネットセントリックデザインとは、人間中心の設計(human-centered design) ではなく、地球規模で社会的、環境的持続可能性を維持するような設計をすることを言います。
SDGsをはじめ、世界規模で社会や環境への企業の責任が問われる時代になっています。プラネットセントリックの考え方が組み込まれているビジネスこそが、本当の意味での持続可能性を可能にすると私たちは考えます。
私たちは、社会や環境に配慮し、よい循環を生み出していく企業を応援し、加速化するためのコラボレーションをサポートしていきます。
03 HUBの機能化
クロスボーダーで既存の異なる複数のエコシステムを掛け合わせる時には、その接点となるHUB(ハブ)が必要です。それは場所かもしれないし、組織や人、ITシステムかもしれません。
そのHUBを通して、異なるエコシステムがそれぞれの持つエネルギーの交換を行い、それを新しい一つのエコシステム(クロスボーダーエコシステム)に再構築します。足し算ではなく掛け算で、大きなエネルギーを生み出します。
私たちは、日本の都市や地域がその接点となるHUBを作り、循環を回し、自走するまでをお手伝いします。
04 デュアルOS
例えるなら、言語はOSのようなものです。日本人のほとんどは日本語というシングルOSで思考を回し、他言語を使うときは、日本語のOS上で他言語をアプリとして走らせるかのように、その都度日本語に置き換えて思考し、理解しようとします。しかし、それではうまく行きません。各言語は異なるOSです。切り替えて思考を回さなければいけないのです。
日本にはデュアルOSで日本語と英語を使いこなす人間が圧倒的に少ないという課題があります。これからはデュアルOSを使いこなす人間がより一層必要になってきます。
さて、個人でデュアルOSを使いこなす能力は大切なのですが、国境を越えた相手方を深く理解しようとした時、ネイティブの力が必要になることがあります。ここにGlobal DXチームの強みがあります。私たちのチームは、日本語ネイティブと英語ネイティブのバイリンガルで構成されています。言語の面だけではありません。日本企業とグローバルスタートアップの両方に深く入り込み、コラボレーションの円滑な推進をサポートします。
05 デジタル化
デジタル化が進むにつれ、人の仕事は変化していきます。もちろん、組織は生きており、複雑な動きをするもので、完全なシステム化(自動化)にはまだ距離があります。
しかし、マシンラーニングによるAIが人に変わって判断をするようになったり、ブロックチェーンにより、特定の組織に依存しなくても信用の供与ができるようになりました。そのほか、日常業務においても、会計、人事、生産、物流、販売などの組織内の管理処理をITプラットフォームで自動管理できることも視野に入ってきました。
こうした流れの中で、人の仕事はどう変化していくのでしょうか。例えば、地球環境適応性、持続可能性、脱炭素など、社会的使命を経営(=プラットフォーム)に組み込むこと。それを実現するための仕組みづくり・スケール化・意識変革などは、人がやっていかなければいけない仕事です。
デジタル化の流れは止められません。しかし、一方でデジタル化をどのように進めればよいのか、あるいは新しいテクノロジーをどのように扱えばよいのか、悩む場面も多いと思います。私たちは、自治体や企業とスタートアップとの間に立ち、コラボレーションや誘致が円滑に進むよう、目利きや交渉、導入時のサポートをします。